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KINGYAMAのKYM-600を隅々までレビュー

KINGYAMA

KYM-600

KINGYAMA_KYM-600_製品画像

電池容量:

定格出力:

重量:

価格:

639Wh

600W

5.8kg

45,900円

価格調査日:2022/1/16

皆さんこんにちは、POTADEN.comの管理人です。

こちらの記事ではKINGYAMA社から販売されているKYM-600について、スペック概要やどのような家電製品が使えるのか、また同等商品と比較してどのような立ち位置なのかをレビューしていきたいと思います。

KINGYAMA KYM-600の詳細スペック

それでは始めにKINGYAMA KYM-600はどのような商品なのか、細かいスペックについてのまとめです。

KINGYAMA KYM-600の詳細スペック

  • バッテリー
    • バッテリー容量:172,800mAh / 639Wh
    • バッテリー種類:リチウムイオン電池
    • サイクル回数:800回
    • 本体充電時間(ACアダプタ使用時):不明
  • 出力
    • AC出力:2口 (110V / 不明 / 60Hz)
      • 定格出力:600W
      • 瞬間最大出力:630W
      • 出力波形:正弦波
    • USB出力:4
      • USBタイプA:4口(5V / 3.0A)
      • USBタイプC:0口
      • 急速充電:-
      • USBタイプC PD:非対応
    • シガーソケット出力:0口
    • DC出力:4口(12.0V / 5A)
  • 入力
    • DC入力:対応
    • USBタイプC PD入力:非対応
  • サイズ・重量
    • サイズ(WDH) : 約321×140×150 mm
    • 重量 : 約5.8kg
  • その他
    • 保証期間:24カ月
    • 取得認証:PSE
    • 動作温度:不明~不明
    • 充電温度:不明~不明
    • 付属品:AC充電ケーブル,DCコード,取扱説明書

KINGYAMA KYM-600の画像一覧

以下画像はamazon.jpより引用した画像となります。

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KINGYAMA KYM-600で使用できる家電製品

先ほどKINGYAMA KYM-600の仕様をまとめさせていただきましたが、中には

具体的にどのような家電製品が使えるのか気になる・・・

という方もいらっしゃるかと思います。

ポータブル電源のAC電源は出力仕様によって使用できる家電製品変わる為、購入する時点で使用イメージが湧いていることがとても大切になります。

以下表はKINGYAMA KYM-600のスペックを元にポータブル電源でよく使われる家電製品がどのくらい使用できるかを割り出したものです。

600W/639Whはどれくらいの家電がつかえるか
使用時間/充電回数 動作確度
スマホ(3000mha) 58回
PC(6000mha)) 23回
小形扇風機(7W) 73.0時間
電気毛布(30W) 17.0時間
省電力ドライヤー(650W) 使用不可 -
ドライヤー(1200W) 使用不可 -
ヘアアイロン(400W) 1.3時間
省電力ヘアアイロン(40W) 12.8時間
小型車載冷蔵庫(45W) 11.4時間
車載冷蔵庫(80W) 6.4時間
トラベルクッカー(300W) 1.7時間
タケルくん(110W) 4.6時間
ワクヨさん(110W) 4.6時間
除湿器(150W) 3.4時間
500W電子レンジ(1000W) 使用不可 -

※当サイトではAC出力の電源変換率を80%で換算しております。
※動作確度については後ほど詳しく解説します。

こちらでどのような家電製品が使えるのかある程度イメージが湧いたかと思いますが、「日常使用」・「キャンプ使用」・「車中泊使用」の3つのシチュエーションでのKINGYAMA KYM-600の使用感も記載しておきます。

KINGYAMA KYM-600を日常使用

KINGYAMA KYM-600はスマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどの日用品を複数回充電してもかなりの余裕があります。

そのため、日用品を充電することに対し困ることはないですが、日常的に持ち歩くのは大きさと重さを考えると難しいでしょう。

スマートフォンやノートパソコンの充電のみを考えている方にとって、KINGYAMA KYM-600はオーバースペックであることは間違いない為

もしも日常使用をご検討されているのであれば、重量が1kg以下の商品をお勧めします。

KINGYAMA KYM-600をキャンプ使用

KINGYAMA KYM-600のバッテリー容量は639Whのため、1~2日程度のキャンプであれば不自由することはないでしょう。

焚火で料理を行い、スマートフォンやノートパソコンの充電をしたのち

就寝する時は電気毛布を使用したとしても、翌日すべての電力を使い切っているということは少ないでしょう。

ただし、あくまでもソロキャンプでの話であり、複数人の場合は明らかに容量不足となりますし、キャンプ場でドライヤーや除湿器などを使い

プチグランピングにしたいのであれば、最低でもバッテリー容量が700Wh以上のポータブル電源を選択すると良いでしょう。

KINGYAMA KYM-600を車中泊使用

KINGYAMA KYM-600の定格出力:600W、バッテリー容量:639Whを踏まえると

車中泊としてイメージする「車中飯」や電気毛布を使用し、真冬の極寒を快適に過ごすといった車中泊をストレスなく体験できるでしょう

調理に関してはトラベルクッカーを使って肉を焼きながら、タケル君でご飯を炊くこともできますし、たとえ調理で電力を使ったとしても電気毛布を一晩使用する電力は残るでしょう。

ただし、車内に電子レンジや車載冷蔵庫を設置し、家レベルの快適性を再現したいのであれば少し容量不足です。

また、日中車を運転し、ポータブル電源の充電を想定しているのであれば問題ないですが、ソーラーパネルでの充電を検討している場合、天気によっては充電しきれず

2日目に電力不足に押し入る可能性がありますのでそこは注意が必要です

KINGYAMA KYM-600の動作確度

ポータブル電源のAC出力を使用する場合、家電製品の消費電力がポータブル電源の定格出力を下回っていても出力周波数や波形によって正常に動作しない場合があります。

以下がKINGYAMA KYM-600の動作確度に関わるスペックです。

KINGYAMA KYM-600の動作確度:〇

  • 出力波形:正弦波
  • 出力V数:110V
  • 出力周波数:60Hz
動作確度とは?

動作確度とはPOTADEN.comオリジナルの指標であり、ポータブル電源のAC出力の仕様を元に正常動作の可能性を4段階評価したものです。

動作確度:◎ ・・・ 正弦波で出力され、周波数は50Hz/60Hzの両方対応した100V出力される商品。

動作確度:〇 ・・・ 正弦波で出力されるが、周波数が50Hzか60Hz片方対応。または100V以上で出力される商品。

動作確度:△ ・・・ 修正正弦波で出力される商品。

動作確度:× ・・・ 矩形波で出力される商品。

判断不能 ・・・ スペック情報不足により動作確度不明。

動作確度が「◎」もしくは「〇」の商品をPOTADEN.comはオススメします。

AC出力を使用する上で、動作確度に最も影響がでるのが出力波形ですが、KINGYAMA KYM-600の出力波形は最も理想的な形である正弦波で出力されるため

出力波形による不具合はないでしょう。

出力V数に関しては、110Vで出力されています。理想は100Vでの出力となりますが、現在日本で販売されている家電製品は海外旅行をすることを想定し、100V~240Vまで対応しているものが多いです。

そのため、出力V数は家庭用コンセントと差異はあるものの、これにより大きな問題が起きることは少ないでしょう。

周波数は60Hzのみの対応となっております。現在販売されている多くの家電製品は50/60Hzの両方に対応している為、トラブルに出くわすことは稀ですが

もしも50Hzのみに対応した家電製品を接続した場合、正常に動作しなかったり故障する可能性がありますので注意が必要です。

ちなみに家電製品のACアダプタや底面には以下のようなラベルが貼ってあり、その製品が対応しているV数やHz数を見ることができます。

もし購入後使用を検討している商品がお手元にあるのであれば一旦確認するのも良いでしょう

ACアダプタの例

この場合100~240V / 50~60Hz対応となる。

KINGYAMA KYM-600の携帯性

ポータブル電源の購入後、後悔しやすいこととして、大きさや重さがあげられます。

最近はポータブル電源が家電量販店で展示されていることもありますが、展示されている商品もかなり限られている為、こちらでは大きさと、重さのイメージをお伝えしたいと思います。

KINGYAMA KYM-600の大きさ/重さ

大きさについてですが、寸法は高さが約150mm 幅が約321mm 奥行が約140mmとなっております。

寸法情報のみでは大きさのイメージが湧きづらいと思いますので、当サイトではKINGYAMA KYM-600の寸法データを元に

たばことの比較を行える360度VIEWを用意しました

自由な角度から見ることができますので大きさをより体感できるでしょう。

重さは約5.8kgありますので、身近なもので例えるなら2Lの水、約2.9本の重さとイメージしていただけると実感が湧くかと思います。

【360度VIEW】

KINGYAMA KYM-600のランキング

携帯性を語る上で絶対的な大きさはもちろん大事ですが、ポータブル電源は使用用途を元に電源容量を決定し、その中から検討する人が多いかと思います。

そのため携帯性は結果論に過ぎないとも考えられるのですが、購入する前に

このポータブル電源は必要以上に大きくないのか

という視点で見るのも良いでしょう。

ここではPOTADEN.comに登録されている商品すべてのデータを元に、1kgあたりのバッテリー容量(Wh)と外径寸法(100cm)あたりのバッテリー容量(Wh)の順位をみていきたいと思います。

  • 1kgあたりのバッテリー容量(Wh):22位 (200商品中)
  • 外径寸法(100mm)あたりのバッテリー容量(Wh):188位/(200商品中)

ランキングの結果は上記の通りです。

ポータブル電源は多種多様な商品があるので、上記のランキングが高いほど良い商品だとは言えませんが

順位が高い商品ほど容量に対してコンパクトに作ろうという努力がされている商品ではないかとPOTADEN.comでは考えます。

ただし、こちらのランキングに関しては容量が大きいポータブル電源ほど良い順位になる傾向が見られている為、例えば200Wh級のポータブル電源を検討されている人については、この順位が悪くてもそこまで気にする必要はないでしょう。

また、こちらは家電製品全般の話ではありますが、小さく作る=排熱処理が難しくなる傾向がある為

ランキングが高い商品に関しては「ファンの音がうるさい。。。」なんてこともあるかもしれません。

KINGYAMA KYM-600の類似商品一覧

こちらではKINGYAMA KYM-600とスペックが類似している商品を表示しています。商品によっては数が少なかったり、存在しない可能性があることをご理解ください。

また、類似商品が5商品以上ある場合はリロードするごとに商品内容が変わることをご理解ください。

商品イメージJVC_BN-RB62-C_製品画像Owltech_OWL-LPBL172801_製品画像imuto_M15_製品画像ALLPOWERS_ポータブル電源 500W 606Wh_製品画像AUKEY_PowerZeus 600 PS-MC06_製品画像
商品名BN-RB62-COWL-LPBL172801M15ポータブル電源 500W 606WhPowerZeus 600 PS-MC06
電源容量(Wh)626Wh622Wh543Wh606Wh626Wh
定格出力500W600W100W500W500W
コンセント数22122
USB出力数34444
DC出力数22321
シガー出力数11001
重量6.5kg6.8kg4.5kg5.3kg6.1kg
値段74,800円66,880円44,980円58,999円64,801円

まとめ

それでは長くなりましたが、KINGYAMA KYM-600のレビューは以上となります。

本記事では基本スペックからどのような使用用途ができるのか、また大きさなどを細かく見てきたので、こちらの商品についての皆さんの理解度が上がったのではないかと思います。

ポータブル電源は多数の商品が存在し、用途により最適となる商品が異なってくるため、購入する商品を決定するのには体力が要りますが、こちらの記事がその手助けになれたのであれば幸いです。

また、当サイトではほかの商品の記事も掲載しております。商品一覧ページでは、求める条件を選択し、該当する商品を表示させる詳細検索もできますのでよかったら使ってみてください!

KINGYAMA KYM-600は以下より購入できます。

KINGYAMA

KYM-600

KINGYAMA_KYM-600_製品画像

電池容量:

定格出力:

重量:

価格:

639Wh

600W

5.8kg

45,900円

価格調査日:2022/1/16